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- 札幌長命庵について
ご挨拶
当店は、道内では数少ない農薬や、化学肥料を使用せずに栽培した地場の韃靼そばを常備している蕎麦屋です。自分で店を開くときは、添加物や農薬の少ない素材にこだわりたいと思っていました。昭和55年8月「長命庵」開店以来この気持は一貫として持ち続け「安全・安心の料理を提供できる店」を目指して頑張ってきました。
韃靼そばに出会ったときのどんぶり1杯の「種」は、平成7年 札幌西区で試験栽培をし、翌年本格的栽培をスタート、さらに製粉、製麺。
完全自社栽培、自社製粉としてお届けをしております。
札幌市内の自社農園の他に、道内各地の志を同じくする農家に韃靼そばの栽培を委託しており、平成5年のスタート以来、おかげさまでその面積も年々拡大してきました。
全国に広がる北海道産韃靼そばファンの皆様の期待に応えるために、日々「安心・安全」を貫いております。
■ダッタンそばとの出会い
平成5年の夏、入院中のベッドの上で目にした小さな新聞広告、週刊誌の広告でした。 早速購入、25年の経験をもつ私でしたが、世の中にこんなすばらしいそばがあるとは思い もつかなかった。この時ばかりは自分の知識不足に愕然としました。数日後、早速東京の 知人と連絡をとり、ダッタンそばの件を尋ねどんぶり一杯分の「種子(タネ)」を譲り受 けました。その知人は、輸入したダッタンそばの種子を農家に委託栽培し収穫した種子を 持っていたのです。
■中学時代に見た農薬の恐ろしさ
私は農家の生まれで、学校からの帰り道、ヘリコプターを使った大量の農薬散布で、翌 日には決まって川面に仰向けになった大量の魚が浮かんでいます。農薬散布が原因である ことは容易に気づきました。卒業して札幌に就職後は帰郷するたびに川のカジカやドジョ ウなどの姿はだんだん見られなくなってきました。あの農薬が「生き物」を生きられない 状態にまで追い込んだのだと思うと苛立ちと怒りを覚えました。■「長命庵と「薬膳そば」
自分で店を開くときは添加物や、農薬の少ない素材にこだわりたいと思っていました。 昭和55年8月「長命庵」開店以来この気持ちは一貫して持ち続け、「安全、安心の料理 を提供できる店」を目指し頑張ってきました。 当初、ダッタンそばは、輸入粉を入手、「薬膳そば」としてご提供させていただきました。譲り受けたどんぶり一杯分の「種子」は平成7年札幌市西区で試験栽培し、翌年には本 格的栽培をスタート、さらに、製粉、製麺。この時点でついに輸入そば粉との決別に踏み 切りました。 平成8年には、収穫量確保のため厚田村に畑を借り、栽培。300キロほどの収穫、北海 道のどんな地域でも栽培は充分可能であることを確認いたしました。
■栽培 委託
平成10年、これまでは農業経験のある母、姉、姉の友人の手を借りながら栽培して来ま したが、いよいよ専業農家に栽培を依頼し、自分が目指してきた農薬や化学肥料を使用し ないダッタンそばの栽培をお願いすることにいたしました。平成16年には栽培面積100ヘクタールに達し、まさに「ダッタンそば元年」ということ がいえます。 北海道産・新JAS法に基づく栽培で安心・安全をモットーに頑張る所存です。
薬膳蕎麦 長命庵本店 店主
森 清
全国ダッタンソバ生産推進協議会 会長
北海道ダッタンソバ生産者協議会 会長
北海道ダッタンそばの会 筆頭副会長
NPO法人 北海道有機認証協会 理事
北海道産直加工生産者協議会会長
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